Google Analytics APIからデータ抽出したいときに使えるGUIツール

今回はなるべくGUIを使ってGoogle Analytics APIから返ってくるデータを確認したり、セグメントを設定する方法です。


Query Explorer

Query Explorerは、ビューとクエリパラメータを指定するだけで、選択したビューのデータを確認することができるツールです。

初めて使用するときは、下画像にあるオレンジ色背景の「Click here to authorize」をクリックしま

ログインすると、「Select a view」Google Analyticsで管理している「Account」「Property」「View」が選択できる状態になっていると思います。

プルダウンからデータ抽出したいビューを選択します。

Set the query parameters」の項目を選択します。

必須項目は「ids」「start-date」「end-date」「metrics」の4箇所ですが、「ids」は「View」を選択すると自動的に入力されます。

「start-date」「end-date」で知りたいデータの期間を選択して、「metrics」を指定すればOKです。

その他「dimensions」や「segment」などを指定することもできます。


入力の設定が終わったら、青いボタンの「Run Query」を押します。

すると、ボタンの下に条件を指定した知りたかったデータの結果が返ってきます。

Segments: list

Segments: listは、Google Analyticsの管理画面で作ったセグメントを確認することができます。

使用するには、Try it!Authorize requests using OAuth 2.0:」をOFFからONにする必要があります。

Select OAuth 2.0 scopes:」と書かれたポップアップが表示されます。選択する内容を確認して「Authorize」をクリックします。


max-results」「start-index」「fields」といった入力フォームがあるので、設定を変更したい場合はここに値を入力します。空のままでも大丈夫です。

Execute」というボタンをクリックすると、Google Analyticsの管理画面で作ったセグメントが表示されます。


max-results」「start-index」「fields」といった入力フォームがあるので、設定を変更したい場合はここに値を入力します。空のままでも大丈夫です。


Query ExplorerとSegments: listを組み合わせて使う

Query Explorerに「segment」があります。ここで条件を指定してあげると、より粒度の細かいデータを抽出することができます。

しかし、セグメントを絞るには「sessions::condition::ga:country==Japan」とか「users::condition::perHit::ga:transactionRevenue>500」などを指定しないといけません。

セグメントを使い始めたばかりだと、見慣れずにチンプンカンプンかもしれませんが、Segments: list」を使用すれば、少し手間はかかってしまいますが、迷うことなくセグメントを作ることができます。


Query Explorerにセグメントを使ってデータを抽出する手順としては、

1.Google Analyticsの管理画面でセグメントを作成する

2.Segments: listで作成したセグメントを出力・確認する

3.Query Explorerの「segment」に「Segments: list」で確認したセグメントを入力する

という流れになります。


これで、少しはGoogle Analytics APIなどを調べたりせずにセグメントを絞ることができるようになったはずです!

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